危険！ガールズバーに「架空・釣り求人」が多い理由

夜職スカウト時代には、求人広告も多く取り扱ってきた僕だから分かるんですが。

飲み屋形態の一つ、ガールズバーの架空求人には気を付けたほうがいいという事。

ちなみに、大手の求人誌で皆さんが普通にアルバイト探しで利用する大手の求人誌にも架空の求人は掲載されています。

ガールズバー求人の中には『単純にお店の待遇が全てウソの求人』や『そもそも店すらない架空店舗求人の存在』の二種類があります。

今回はそんな『ガールズバーの求人の問題や応募する前の注意点』について解説します。

ガールズバーとは？

キャバクラやスナックとは違い、カウンター越しに会話とお酒を楽しんでもらう業種。でもキャバクラなどと違い、隣に座る事や一緒にカラオケでデュエットしたりなどは違法になります。

キャバクラやラウンジよりもライトな業種なため、大学生や会社員など軽い副業感覚でお金稼ぎがしたいという女の子には人気のカテゴリーではあります。

ちゃんとしているガールズバーと、そうではないお店では雲泥の差があり、応募する前には色々と知っておいたほうが良い事は多い界隈です。

「脱法キャバクラ」と言われる理由

ガールズバーは、法的な観点から簡単に説明すると、キャバクラよりも法的手続きから開業まで全てがゆるく、コストがかからない飲み屋という位置付けです。

マンションの一室でサービスを行うメンズエステと似たような法律の隙間を狙ったビジネスの一つで、違法行為で摘発される事例も多いのがガールズバーです。

誰でも運営出来るビジネスほど経営者側が悪質なチンピラ経営な事は多いという側面も持ち合わせています。その結果、記憶に新しい「新橋のガールズバーキャスト刺殺事件」などもありましたね。

単刀直入に僕が全体を通して感じる事は、新橋のガールズバーの18歳の子が刺された原因はマッチングアプリ経由でキモおぢに色恋営業かける手口でいつも通りに店側がやらせたからでは？という事。

18歳「新橋ガールズバーキャスト」刺殺事件の裏話

嘘や架空の求人は大きく分けて2種類

架空求人にも様々な手口がありますが、主に２種類の悪質求人があります。

ちなみに後者に関して女性側は『ただ不採用になってそのまま流れで風俗に紹介してもらった』と思わされ、架空求人だったとすら気づいていないケースが多いです。

それ、お店すら存在していない悪質スカウト組織ですよ。って教えてあげたいですね。

「ガルバ」は悪用されやすいカテゴリー

悪質なガールズバーの求人では、面接しながら女の子のタイプが弱そうな子を狙っています。だから「働きやすさ」や誰も安全に楽しく好待遇で稼げる感のある嘘を並べてます。

女の子も業界について無知・情報弱者過ぎて、泣き寝入りしやすく表沙汰にもなりにくいんですよね。

風俗求人よりもお金もかからないのに求人を出しやすく、未経験や初心者の大学生や20代会社員などを呼び込めるため悪用されてしまいやすいカテゴリーです。

夜職の架空求人って違法じゃないの？

上記で書いた事は全て違法です。泣き寝入りせず通報して構いませんし、何らかのトラブルや勧誘のゴリ押しに負けて体験入店や在籍してしまった場合は信頼できる人に必ず相談してください。

求人広告会社側も『テナントさえ借りていれば掲載は問題ない』という基準が甘い場合があるため、夜のお仕事関連の求人はガールズバー以外も気を付ける事です。

ちなみに嘘の情報や架空求人が多い夜職系の求人は以下の通り。夜職未経験や初心者の女の子が最初に興味を持つジャンルには多く存在します。

ガールズバー求人なのに、面接場所が店舗じゃない

ガールズバーの面接は、本来であれば面接は雰囲気も見てもらうため店内で面接が基本的な流れです。キャバクラやホストクラブ、飲み屋は基本的に店内です。

何かしらの理由を述べてカフェで面接した場合、頭の片隅に『もしかしたらお店自体存在しないかも』『ただの風俗スカウトかも』と思っておこう。

案の定、不採用を出してきて他の仕事の話をしてきたら、必ず断りましょう。

求人で時給が高く書かれる理由は？

求人広告を見てると、なんとなく『ガールズバーなのに時給高すぎない？』と思う事ありますよね。もちろん実際に時給が高いガールズバーも存在していますが。

でも、盛りに盛りまくっているガールズバー求人も多く存在するというのが実情です。

会社組織としてグループ名も掲載している店舗は時給はそんなに盛らない（どのみち盛るんかい笑）ですけどね。

ヤバそうと思ったら一度面接を辞退する事

面接で求人に記載されている内容とは話がかけ離れてきたら『時間がないのでこれで。また考えて連絡します』と言って帰るようにしましょう。

夜のお仕事は働くお店次第で稼ぎが年間で何十万、何百万と変化するだけでなく、自分自身の成長にも良くも悪くも大きく影響します。

急いで始めるものではないのでしっかり考えて行動しましょう。

ガールズバーの経営者って何者？

基本的に『表の経営者』と『実質の経営者』が別の事は多いです。

上に従順ななんでも言う事を聞く下っ端が『オーナー』という肩書欲しさに実質的な経営者にあたる反社組織の代理で『人柱』にされている事はよくある話です。

未成年の女の子に酒を提供したり風俗に働かせたり立ちんぼさせてお金を貢がせてるメンズコンカフェのバカオーナーも同じ仕組みである事は多いです。

求人面接で注意すること

まず、ガールズバーだけじゃなく夜のお仕事の面接で『怖い』と感じたらやめたほうがいいです。

始めはニコニコしていた面接官が、『やっぱりやめておこうかな』と悩んだり断ろうとしたら、それを察して圧迫した面接をし始める事はよくあります。

断れない状況を作って体験入店させるのが目的であり、そのパターンの時は風俗勧誘にまで発展するケースがあります。

はっきり言ってガールズバーで働くくらいならマナーや教養、言葉遣いなど時給以外にも学ぶ事が圧倒的に多いキャバクラのほうがまだ自分を今よりも大きく成長させてくれるし安全で安心です。

夜の仕事は男性でも女性でも人材一人に対する囲い込みが強いです。冷静に判断して自分の身の振り方は考えましょう。

ガールズバー求人の問題点まとめ