女性の副業！「夜職の内容」解説まとめと予備知識

女性の副業、「夜の仕事」には様々な業種があり、一つのカテゴリ内でもお仕事の形態・業態が異なるお仕事が多く存在しています。

例えば、飲み屋と言ってもガールズバーやスナック、コンカフェなどジャンルは多くあり内容も全く違います。さらには同じコンカフェでも設定の違いなどで働きやすさや給料形態もかなり変わってきたります。

夜職初心者や未経験の女性は、焦らずにまずは「夜職の種類や注意点を出来る限り多く把握すること」が重要です。

本記事では、代表的な夜職の種類を業態別にメリット・デメリットを解説します。

飲み屋系（キャバクラなど）

「お酒」と「会話」を中心とした女性の副業と言えば飲み屋と言うほど代表的な夜のお仕事、飲み屋系。

安全性は女性の副業の中では一番高く、「時給制・月給制」「高収入」「自由出勤」「制服貸与」「私服出勤OK」などなどお店によって様々な条件があります。

ただし競争率は高く、稼げない時は数時間働いても1万円も給料がない事もあったり、店や地域により結果も変化する。

キャバクラ

夜職の代表格のキャバクラは、華やかなドレスに隣に座ってお酒の提供と会話が中心のお仕事。

容姿の採用基準は高く、多少のスペックや自信は必要。時給に加えて指名バックやドリンク・ボトルバックなどの各種バックなどでお金を稼げるジャンル。

夜間の営業が中心で、大学生や会社員の副業として人気。

昼キャバ（朝キャバ）

朝～夕方までの時間帯の営業が主体のキャバクラ。週末や休日に大学生や会社員、平日の日中の主婦の副業などで人気。夜間が主体のキャバクラよりは敷居は低く、制服貸与など働きやすさが利点。

ちなみに女性スタッフの年齢層を絞った昼スナック、昼から営業している熟女キャバクラなんてのもある。

給料（主に時給）の格差は激しく平均的に夜間のキャバクラよりは低め。

ガールズバー

飲み屋系の中では一番ライトな夜の仕事。カウンターバーでの接客で隣に座ったりドレスを着る事はなく、お店によりコンセプトや方向性は様々。

時給は大体1500円前後から2000円台、お店のコンセプトが水着やバニーガールなどキャスト側の露出が多めの店舗ならキャバクラより高い給料の場合もある。

お店の外に出てキャッチなども行う店も多くあり、激戦区の大阪道頓堀や歌舞伎町などになると路上でキャッチする必要があったりもする。

コンカフェ

正式名称はコンセプトカフェ。ガールズバーに近いものの、こちらは「あるジャンルに特化した方向性のカフェ&バー」というのが基本的な形式。一昔前のメイドカフェと呼ばれていた業種の発展形。

女の子の年齢的にお酒が飲めない18歳、19歳も多く、キャバクラより比較的健全なジャンル。アイドルやロリ系、制服、など可愛い系が主体。

歌舞伎町や秋葉原や大阪日本橋オタロードなどにあり、オタク気質の男性客がターゲットでチェキ撮影や、通った分だけポイントが溜まり、手作り料理を提供したりサービス内容も「かわいい系」が中心。

給料的にはガールズバー並みの金額から、ボトルバックや先ほどのチェキ撮影などからプラスαの報酬がつく。

セクキャバ

キャバクラのようなオープンスペースで、暗めに調整された店内で、上半身は脱ぐ、お触り、キスがあるなど、ややお店により差はあるがアダルトなジャンル。

キャバクラ枠に入る理由は法律上は「飲食店扱い」でセクキャバは風俗ではなく、お触り行為は「スキンシップの範疇」という名目。ただし上半身が裸の状態で接客中に警察が突入するとアウト(笑)

大衆キャバクラより時給が高い場合もあるが、女性層の質によってはガールズバー並みの安さにもなり求人採用基準は低め。20代女性は小規模店より、大手に面接に行く方が集客力が高く時給も上がりやすい。

飲み屋系まとめ

お酒と会話を中心とした夜の仕事。安全性が高く、時給制で稼げるが、競争率が高いのが特徴。

ジャンル	特徴	メリット	デメリット	平均時給
キャバクラ	ドレスを着て隣に座り接客	指名やバックで高収入可	容姿基準が高い、指名競争あり	4,000～10,000円
昼キャバ	昼～夕方営業のキャバクラ	主婦や学生も働きやすい	夜より時給が低い	2,000～4,000円
ガールズバー	カウンター越しに接客	服装自由、隣に座らない	時給が低め、キャッチ業務あり	1,500～3,000円
コンカフェ	メイドカフェの発展形	アイドル系、健全な雰囲気	給料はガールズバー並み	1,500～3,500円
セクキャバ	お触りありのキャバクラ	時給が高い	風俗寄り、摘発リスクあり	5,000～12,000円

夜職初心者向けアドバイス

• 競争率が高いため、容姿に自信があったり、多く出勤可能な人は有利！
• 固定給＋各種バックで能力次第で3桁以上の月収も可能。

風俗系

アダルトな業種で性的サービスが前提のジャンル。店舗内の個室、お客さんの自宅、ラブホテルへ出張など様々で、ライトな内容から本番と呼ばれる性行為の内容まで幅広い。

給料システムは時給制ではなく風俗店は基本的に「お客さん一人接客でいくら」という完全歩合制になる。つまり、お客さん０の場合、手取りの給料も０になる。

風俗系が夜職系では一番ハイリスクハイリターン。風俗のリスクは「短時間で高収入」と引き換えに身バレリスクの他に暴力や性病など身体的ダメージを受けやすいという点などもある。

デリヘル（デリバリーヘルス）

お客さんの自宅や、宿泊しているホテルに出向いて全裸で性サービスを行うお仕事。本番行為はNG。

お給料はピンキリで、60分の手取り1万前後～数万円（高級店）までかなり幅があり風俗の中ではもっともポピュラーな業種。

短期間で稼ぎやすく、他県への出稼ぎなどで給料保証などが付いている店もある。出稼ぎと言えばデリヘルというイメージが定着しているが、トラブルも多く個室サービスなので対処も事後になってしまうリスクがある。

ファッションヘルス(店舗型ヘルス)

デリヘルとは違い、店舗型で中には個室が複数あり、その中でデリヘル同様に性サービスを行う。給料単価やシステム的にはデリヘルよりピンサロに近い30分など短時間コースが多い。

案内出来る人数が箱（部屋）の数に限界があるため、30分～60分のコースが多くお客さんの回転率が優先されやすい。

綺麗に回れば移動時間コストのあるデリヘルよりも稼ぎやすく、「お客さんとの長時間の会話よりプレイしてるだけの方が気楽」と考える女性は店舗型ヘルス向き。

ただし、部屋数には限りがある事で人気店では売れてる子が優先されて売れていない子が休まされてしまうなどがある。

ソープランド

ソープランドは法律上は特殊浴場で「お風呂屋さん」となり、女性従業員が洗体やマッサージなどを行う店というのが建前。とは言え、本番行為は基本ある。のがソープランド。

価格帯はこちらもピンキリ、60分で一人当たり手取15,000円～2万円前後。1日に10万円以上の手取りを得ることは十分可能な業種。

短期間で数十万や100万円以上のお金が必要！という人ならベスト。ただしこちらも店舗型で部屋数には限りがあるのでファッションヘルス同様に、やる気を行動で見せられない人は干されがち。

性感エステ（デリバリー・店舗型）

メンズエステの性サービスありの業種で、風俗営業許可なども取っているれっきとした風俗店。一応エステと呼称はしているが、基本的に風俗枠。

女性側の露出は極めて高くマイクロビキニ、トップレスなどオプションは様々でほぼ全裸に近い。オプションによっては全裸まである。

性サービスは手コキまで。女性側への過度なおさわりはNG。給料はヘルスとメンズエスの中間。採用基準はヘルスよりは高い、スタイル重視な場合が多いが給料的にはヘルスよりやや下回る。

オナクラ

コース内容はがホテルの個室内でパンチラするだけだったり、男性の自慰を見るだけで最低15分3000円（店によりだいぶピンキリ）や、「これは可能、これはNG」など女性の可能サービスを自由選択出来る場合が多い。

風俗店のサービスを細かく刻んで女の子に合わせて内容を決めていけるので、働きやすさ自体は十分と言えるものの、オプション次第で給料の変動が激しくなるため業種としては不人気。

また、「嫌なサービスはしなくていい」という聞こえのいいフレーズのせいで悪質スカウトによる騙し求人が多いのでSNS上のオナクラ求人には注意が必要。

ピンサロ

店舗内の半個室または完全個室内で30分から60分以内で全裸または下着は付けた状態で性サービスをするが、基本的に下半身へのお触りや指入れなどはNGな店舗も事も多い。

ヘルスとの違いはシャワーなどが無い事が多く、男性客が不潔な状態のまま来店する事も多く衛生面で問題になりやすく性病リスクだけデリヘル並みに高いのが難点。

女性層は明るい部屋で全裸が無理、または陰部に問題を抱えている、ほかには身体的な問題（アトピーなど）でヘルスやソープが難しくピンサロを選ぶという事は多い。

風俗系まとめ

性サービスを提供する業種。「短時間」「短期間」での高収入が可能だが、様々なリスクが高い。

ジャンル	特徴	メリット	デメリット	平均日給
デリヘル （デリバリーヘルス）	出張型の風俗	高収入、出稼ぎ可	身バレリスク、トラブル多め	30,000～100,000円
店舗型ヘルス	店舗内で性サービス提供	店舗管理で安心	競争が激しい	25,000～80,000円
性感エステ	風俗寄りのメンズエステ	風俗より採用基準が高い	性的サービスを伴う	8,000～20,000円
ソープランド	高級店から格安店まで	高額バックあり	初心者にはハードル高め	40,000～150,000円
ピンサロ	短時間で稼げる	服を脱がない風俗	店舗型なので身バレリスク	20,000～50,000円

夜職初心者向けアドバイス

• 事前に経験者の口コミを調べ、身バレやトラブルを避ける。
• 風俗求人サイトを利用し、公式情報を確認するのも重要。

エステ・マッサージ系

アロマオイルによるマッサージ施術や、半個室で肩もみ程度まで幅が広いジャンル。

メンズエステとリフレには、個室・半個室・業態により出張系でお客さんの自宅やラブホテルなどに出向くサービスもある。基本的に性的なサービスはNGとなっており、一応健全という形になっていて、それ以上は違法行為となる。

ただし、悪質な業者が多く、違法風俗勧誘の釣り求人に利用されたり、性的サービスが前提の店舗もあったりなど犯罪も多いジャンルなので働く前にお店のリサーチは必要。

メンズエステ（マンションエステ）

全身にアロマオイルによるマッサージ施術を行うというサービスで、メンズエステの代表格。

お給料相場は「10分1000円単位」と言われており、60分1万円ほどのお客さんんの料金からの60％前後となり、デリヘルや店舗型ヘルスよりやや低い給料設定。

過度な露出は基本NGだが、違法に性的サービスを行っている店も多く存在し摘発対象になっている店もあるので事前にリサーチしておくほうが無難なジャンル。

リフレ

風俗営業許可があるのかないのかでも内容が大きく変わるが、一応ソフトサービスのお店。マッサージや添い寝、密着はあるものの性的な行為は無し。

裏オプションの存在がある場合も多いが、結果的にお客さんは風俗よりも割高になり、女の子はオプション次第で稼ぎが激しく変動する不人気なジャンル。

単純に「リフレ」というワードで初心者・未経験の女性を求人で獲得しやすいという側面があるため、悪質な風俗グループがSNSやネットでリフレの架空求人で呼び出して風俗勧誘している事が多いため注意が必要。

エステ・マッサージ系まとめ

マンションの一室などの個室から出張型のマッサージサービス。健全なものから違法に性的サービスを含む店舗まで幅広い。

ジャンル	特徴	メリット	デメリット	平均時給
メンズエステ	アロママッサージ提供	お給料相場は「10分1000円」	店舗により露出度高め。個室リスク	5,000～15,000円
リフレ	添い寝や軽いマッサージ	風俗未満のソフトサービス	収入が安定しない	3,000～7,000円

夜職初心者安全対策

• 「エステ」や「リフレ」系は悪質な架空求人が多いため店舗の実態をしっかり確認。
• 健全店と違法店が多く混在。求人情報や利用者の口コミを慎重にチェック。

SNSスカウト系求人の注意点

SNS上には実在しないアカウントや偽の夜職女子を使ったスカウトが多く存在します。以下のようなケースには特に危険なので注意しよう。

夜職初心者や未経験をターゲットとした悪質スカウトや違法な店舗の求人に面接に行くと「強引に働かされる」「話と全然違って給料が安い」などデメリットが多く付いてきます。

安全な夜職求人の見極め方

基本的にスカウト会社などは多くのアカウントを保有して「高収入」を謳い情報を拡散していますが、拡散しているアカウントも自社アカウントやネカマ風俗嬢アカウントで全てニセモノで人気でもなんでもありません。

意図的にバズらせて拡散される情報を「人気だから拡散されている」と勘違いしないようにしよう。

自分に向いてる夜のお仕事は？

夜職を始める際に考える事は、自身の出来る事ややりたい事、目的や年齢、容姿的な問題などなど考慮すべき点は多いです。

また、自分にはどんなジャンルが向いているかも気になる夜職初心者や未経験の女性は、以下の内容も参考に考えてみよう。

ジャンル	向いている人
飲み屋系	人と話すのが好き、お酒が飲める、接客業が得意
風俗系	高収入を狙いたい、短期間で稼ぎたい、メンタルが強い
エステ・マッサージ系	人の体に触れることに抵抗がない、技術を身につけたい

まとめ

夜職には多くの種類があり、それぞれメリット・デメリットがちゃんとあります。夜職初心者は、まず自分の適性やリスクを考慮し、安全な業態から始めることをおすすめします。

また、夜職を選ぶ際は絶対に焦らずに悪質スカウトや危険な求人に注意して、信頼できる情報をもとに慎重に決断しましょう。