安月給？保育士が「夜職やパパ活」で副業する理由

保育士の女性の多くは副業をしている事が多く、その副業もアルバイトなどではなく『夜職』や『パパ活』をするケースはよくある話。

結論から言うと「保育士は給料が安すぎるから」という事。

もうあるあるですよね？というレベルなのに、一向に改善されない低賃金。その割に勤務時間も長く、どう副業するにも「時間的な縛りがなく短時間かつ高収入の副業」を選ぶしかない環境下にある事が多い。

そんな保育士さん達が副業・夜職・パパ活する理由や様々な要因について解説します。

保育士の現状とは？

保育士は子供の日常生活の世話をする専門職ですが、なぜか社会的評価が低く低賃金に加えて重労働、そのため人手不足から子供の怪我などによる責任の重さも相まって労働環境は過酷と言える実態があります。

ついでにモンスターペアレントまで登場する始末で「やってられない」と思った保育士は多くいます。

「夜職」がバレてクビになる保育士

以前、宇都宮市の２０代保育士が、『風俗勤務』がバレてクビになるという事案がありました。

宇都宮市にある市立保育園に勤めていた20代の女性保育士は2021年4月から2023年12月にかけて、風俗店2店舗で勤務し、およそ155万円の収入を得たとしてきょう付で停職3か月の懲戒処分を受けました。 去年12月に市に匿名の情報提供が寄せられて発覚したということです。

風俗店勤務の20代女性保育士を懲戒処分 匿名の情報提供で …（Yahoo!ニュース記事でしたがリンク切れ）

世間から見れば『風紀的によくない』などの指摘もありそうですが、目的は「奨学金の返済」が理由でした。

ただ、冗談抜きで「社会のなにも知らない年齢の子供を預かる職業に風紀問題は関係あるのか？」とは思ってますけどね、僕は。

保育士の給料平均は？

そんな世間の目が厳しいわりに安月給の新卒保育士の平均月収は20万ほどで厚生労働省のデータ的には順当に上がっている傾向で高くは見えたものの、実質の手取りは笑える金額な事はよくある話。

ネット検索上位にヒットするような記事は保育士転職・求人サイトに誘導するために聞こえよく書かれてるだけだし実際はもっと低い。

はっきり言って「あの過酷な労働環境に対して、未だ安すぎる」というのが僕個人の感想。教師や介護士もね。

「給料をちょびっと上げたくらいで喜ぶと思ったか？」って校長や園長の前で言ってみんなで今すぐ退職したほうが、未来の保育士や教師たちの給与アップに繋がりそうです(笑)

僕が保育士や教師の働く環境に詳しい理由は、スカウト時代に担当した多くの保育士・教師は今もみんな友達だからです。

当時は「お？それアイシャドウ？」と言わんばかりに目の下にクマを毎日作りながら夜職で働き、ちょっとした事にも敏感に反応してイライラしたり泣いたりしてました。

今となってはみんな結婚してプロの保育士・教師一筋に頑張ってます。辞めずによく乗り越えたもんです。

保育士が風俗で働く理由

長時間勤務、残業当たり前な保育士の女性が夜職の中でも最もハードルが高い風俗で働くケースもよくある。メンズエステやデリヘル、ソープなどなど。

キャバクラや飲み屋系ではなく風俗業界を選ぶ理由は時間効率の問題です。

月曜日から週末まで、朝の７時から夕方までみっちり子供の面倒を見て神経を削り切ったあと、居酒屋など普通の時給制アルバイトなんてしてればツラい。

疲れと眠気と闘いながら、たかだか時給1000円前後のバイトごときでミスを犯せば他スタッフと同等に注意され扱われる。

という事で、自由出勤、自分のスタイルで働き、女性として出会いを求められる『夜職』や『パパ活』が頭に浮かぶ保育士の女性も多いわけです。

保育士では絶対に得られない「自分の求めている承認欲求とお金、同時に手に入るよな…」という結論に至る女性は多い。

新卒で教育現場で働く意味はない？

僕が思っている事の一つですが、「奨学金の返済」と「精神的な成長」を踏まえて考えると、新卒でわざわざ教育現場で働くメリットがあるのか？と思ってます。

お金を返しながら遊びに出かける友達を横目に毎日朝から晩まで子供の面倒と、モンペみたいな親の目を気にしながら安月給に加えて奨学金返済の日々。

果たして、大学卒業直後からそんなストレスと精神的ダメージを味わう必要があるのか？

30代からの保育教育現場

保育士、教師、看護師、美容師、美容部員。女性が多く活躍する職業は、子供の頃に夢や憧れからその職を目指した人が多いと思います。

夢や目標を掲げる。そこまではいいし、大事な事です。でも、一度考えてほしいのは「その夢や目標は、必ず20代新卒社会人から始めなければいけないのか？」です。

医療、介護、美容、保育、貴重な20代の時間を多く削り取られる割に年収に問題がある職業の中には、「30代から始めても遅くないどころか、精神的に成長した分、ダメージも少ないベストなタイミング」ってあると思います。

保育士が副業するならパパ活がおすすめ

もうほんと、、、先に『ごめんなさい』と言っておきます(笑)保育士の女性が私生活も少しは潤わせたいと考えるなら『パパ活』がおすすめです。

今も保育士の女性や教育関係の専門学校に通う女の子を僕はコンサルしています。隙間時間や週末、休日のお昼にお小遣いを稼いで自分に投資をする女性は多くいます。

パパ活は、夜職より自由度も高くお店ではない分、個人活動なので身バレのリスクや危険性も低いのでメリットが大きい。

保育士の夜職掛け持ちする注意点

一方、夜のお仕事をする場合は、絶対に注意しなければならないのは「身バレ対策」です。

冒頭でも紹介したようにバレるとクビにするようなジェンダーステレオタイプな老害たちが目を光らせています。

夜のお仕事は、パパ活と比較しても一応「お仕事」「組織」なので、様々な業務と言うかやらなければならない事がいくつかあります。

身バレ対策への取り組みが甘い店は注意

顔を隠してくれるという約束をしっかり守り、女性の身バレ対策への取り組みをしっかりやってくれるお店とそうじゃないお店もあります。

『バレないから大丈夫』と適当な事を言ってるスカウトや求人情報、夜の世界が未経験の女性を洗脳した結果、身バレに繋がり保育士もクビになるんです。

また、働くお店も生活圏から必ず離れなければいけません。様々な縛りがある夜職、もちろんパパ活も含めてですが、しっかり検討して勢いやノリで始めることだけは注意しましょう。

『パパ活を始めるかどうかまだ迷っている』『保育士の仕事に本当に支障がないのか、相談だけしてみたい』などあれば気が向いたら話しかけて見て下さい。

保育士が「風俗」や「パパ活」で稼ぐ理由